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昭和46年~昭和50年


【昭和46年度】
 <チーム紹介>
 打撃、守備面でもう一息だったが、練習を積むにしたがってチームにまとまりが出てきた。問題は投手力。エース格の高山、菅野がともに腰を痛め完調ではない。主将の江井がマウンドを守るが、やや不安定で投手陣の奮起が課題。攻撃面では遠藤、込堂、近藤のトリオが力をつけ、ムラなく打てるようになった。レギュラーのうち5人が2年生で若いチーム。
<大会の記録>
 ◆第22回秋季高校野球県大会 (地区代表 小高工)

 ◆第23回春季高校野球県大会 (地区代表 小高工)

 ◆第53回全国高校球選手権福島県大会
   1回戦
     双 葉 120 000 000|3
     保 原 010 000 000|1
   2回戦
     安積商 002 000 000 000|2
     双 葉 100 001 000 001|3 (延長12回)
   3回戦
     西会津 000 100 100 |2
     双 葉  102 001 10×|5
   準々決勝
     双 葉 000 202 000|4
     湯 本 010 000 05×|6
 <部員>
◎江井 俊雄  大沼 武  渡辺 善雄  近藤 学  鈴木 静雄

 堀 浩喜  桜田 良子  阿部 千鶴子

 <部長>
r関根 真司
 <監督>
木幡 喜久治

【昭和47年度】
 <チーム紹介>
 入学当初、20名が硬式野球部に入部し、1年当時の夏の大会終了時には10名しか残っていなかった。一級上の先輩達も人数が少なく1年の秋にはレギュラーが大部分を占め、2年の夏の大会前までの練習試合ではほとんど勝てなかったと記憶している。しかし、2年の本大会には4回戦進出、秋の新人戦では県大会に優勝し、東北大会に出場した。準決勝で東北高校に惜しくも敗れたものの、東北高校が優勝したことから、春の選抜の可能性もあるということで冬季からボールを使った練習を行っていた。夏の大会は、冬場からボールを使った練習をしていたことで、肩を故障した選手が多く前年同様4回戦で敗退し、「甲子園初出場」の夢は終わった。しかしながら、3年間野球を続けて得たものは大きく、監督(木幡喜久治先生)に対し部員一同で感謝している。
 <大会の記録>
  ◆第23回秋季高校野球県大会
    1回戦
      会津農 000 000 010 |1
      双 葉  000 103 01×|5
    準決勝
      安 積 100 100 000|2
      双 葉 000 010 04×|5
    決勝
      双 葉 000 002 101|4
      湯 本 100 000 001|2 (3度目の優勝)

  ◆第24回東北六県秋季高校野球大会
    1回戦
      盛岡三 100 00|1
      双 葉 008 03|11   (5回コールド)
    準決勝
      双 葉 000 001 000 00|1
      東 北 100 000 000 01|2(延長11回)

  ◆第24回春季高校野球県大会 (地区代表 相馬)

  ◆第54回全国高校球選手権福島県大会
    1回戦
      白 河 000 001 020|3
      双 葉 000 300 10×|4
    2回戦
      双 葉 000 000 010|1
      平 工 000 000 000|0
    3回戦
      平 商 000 200 000|2
      双 葉 000 002 01×|3
    準々決勝
      双 葉  000 000 001|1
      学法石川 000 002 00×|2
 <部員>
◎遠藤 博美  石田 哲男  菅野 宏之  込堂 良成  白井 茂
秋元 文人 遠藤 良司  奥山 文男  松本 高幸  高山 繁男
石田 絹枝
 <部長>
関根 真司
 <監督>
木幡 喜久治

【昭和48年度】
 <チーム紹介>
 我々のチームは、ちびっこチームで小柄な部員が多かった。しかし、パンチ力はあり、一度打線に火がつくととまらなくなり、「アトム打線」とか「メガトン打線」などと言われていた。
 チームは、キャプテンの松本伸哉を中心に非常にチームワークの良さが目立っていた。エース渡辺州次郎は、本格派というよりは技巧派(本人は本格派だと思っている)であり、球種も多く、いつでもストライクをとれる大変コントロールの良いピッチャーであった。
 公式戦県内負け知らずであるが、県から一歩出ると、すべて一回戦負けという成績だった。
 <大会の記録>
  ◆第24回秋季高校野球県大会
    1回戦
      湯 本 300 000 010 00|4
      双 葉 000 040 000 01|5(延長11回)
    準決勝
      双 葉 000 110 011|4
      安積商 000 001 001|2
    決勝
      学法石川 000 001 000|1
      双 葉  010 000 11×|3(4度目の優勝)

  ◆第25回東北六県秋季高校野球大会
    1回戦
      日大山形 000 000 002|2
      双 葉  000 000 000|0

  ◆第25回春季高校野球県大会
    1回戦
      保 原 100 000 000|1
      双 葉 200 000 00×|2
    準決勝
      塙 工 010 000 000|1
      双 葉 002 000 30×|5
    決勝
      磐 城 000 110 000|2
      双 葉 120 321 00×|9 (5度目の優勝)

  ◆第20回春季東北六県高校野球大会
    1回戦
      高 田 001 102 001|5
      双 葉 000 000 000|0

  ◆第55回全国高校球選手権福島県大会
    2回戦
      双 葉 102 100 100|5
      安積商 000 010 200|3
    3回戦
      学法福島 100 100 000|2
      双 葉  000 000 70×|7
    準々決勝
      四 倉 000 001 0 | 0
      双 葉 362 290 ×|22
    準決勝
      平 商 000 000 000 |0
      双 葉 002 100 01×|4
    決勝
      学法石川 010 000 000 |1
      双 葉  010 000 10×|2

                (初優勝 全国大会出場)

  ◆第55回全国高校球選手権大会
      双 葉 000 000 000| 0
      広島商 305 000 04×|12

 <部員>
◎松本 伸哉  渡辺 広綱  渡辺 州次郎  古内 健治

 横須賀 幸一 鈴木 幸雄  坂本 旻

 <部長>
若松 敦
 <監督>
木幡 喜久治

【昭和49年度】
 <チーム紹介>
 昨年の甲子園経験者、キャプテンの田村をはじめ、中島、門馬、鈴木(宏)、布川、黒木の6名が残り、打撃が中心のチームである。この打撃陣は、甲子園組が中心で、強力で長打力もあり得点力も高い。守備陣は、この6選手を中心に内外野とも肩が強く足の速い選手がそろった。また、レギュラー全員が堅実で、守備範囲も広い。投手陣は、大会を目前にしてだんだん調子をあげてきた。この大会は大いに期待がもてそうである。これまでの大会では、投手陣が不安定だったためなかなかチームの力を出し切ることができなかった。今大会は投打がうまく噛み合えば二度目の甲子園も不可能ではない。
 <大会の記録>
  ◆第25回秋季高校野球県大会
    1回戦
      双 葉  001 000 003|4
      郡山西工 001 001 000|2
    2回戦
      双 葉 000 000 000|0
      磐 城 030 000 20×|5

  ◆第26回春季高校野球県大会
    1回戦
      若松商 025 002 100|10
      双 葉 000 110 201|5

  ◆第56回全国高校球選手権福島県大会
    1回戦
      郡山工 000 000 030|3
      双 葉 000 030 04×|7
    2回戦
      若松商 002 000 001|3
      双 葉 000 000 000|0
 <部員>
黒木 則房  門馬 金三  ◎田村 吉広  布川 清高  鈴木 宏二
中島 忠  鈴木 良美  吉田 幸弘  泉田 淳子
 <部長>
吉田 健一郎
 <監督>
木幡 喜久治

【昭和50年度】
 <チーム紹介>
 2年前に甲子園出場を果たした、伝統ある双高であるが、松永桂樹、志賀広美、菅野康隆、渡辺積雄、斎藤富夫、高橋重夫、佐久間明彦の7名と少ない3年生部員に、2年生バッテリー矢渡、鴫原を中心とした、守りのチームであった。また、鴫原、志賀、矢渡のクリーンアップは長打力もあった。
 この2、3年生の仲の良いチームは、弱小ではあったが、新しい双高の伝統の礎になっていたように思う。
 <大会の記録>
  ◆第26回秋季高校野球県大会 (地区代表 相馬)

  ◆第27回春季高校野球県大会 (地区代表 相馬)

  ◆第57回全国高校球選手権福島県大会
    1回戦
      双 葉 000 001 413|9
      福島農 100 000 000|1
    2回戦
      双 葉 000 000 021|3
      坂 下 000 000 000|0
    3回戦
      磐 城 403 110 0|9
      双 葉 010 000 0|1   (7回コールド)
 <部員>
◎佐久間 明彦  志賀 広美  渡辺 積雄  高橋 重夫

 宇佐神(斎藤)富夫 松永 桂樹  菅野 康隆  高橋(横山)由美子  中津川(畠山)道子

 <部長>
木幡 喜久治
 <監督>
渡辺 善行

テーブル余白